こんにちは。
播磨町からチラシを見てお越しいただきました!
今回は、DELL Inspiron 5405/5505シリーズで多発している特定のブルースクリーン問題とその解決方法について詳しく解説します。
Windows Update後のブルースクリーンが多発する
2024年6月中旬、DELL Inspiron 5405/5505のパソコンで、以下の症状が多数しています。
- Windows Update実行後、不定期にブルースクリーンが発生
- エラー後、PCが自動的に再起動
- エラーコード: ACPI_BIOS_ERROR
この問題は、Windows Updateを通じて自動配信された最新BIOSが原因であることが判明しました。
診断と対処方法
ここでは、順番に手順を解説します。
※作業される方は自己責任で作業をお願いします。失敗するとメイン基板が故障します。
症状の確認
まず、ブルースクリーンの発生を確認し、エラーコードを確認します。「ACPI_BIOS_ERROR」というコードが表示される場合、本記事で説明する問題に該当する可能性が高いです。
データのバックアップ
問題解決の前に、重要なデータをバックアップすることが不可欠です。外付けHDDやクラウドストレージを利用し、データの安全を確保しましょう。
BIOS版の確認
問題を引き起こしているBIOSのバージョンは1.17.0です。現在のBIOSバージョンを確認し、該当する場合は以下の手順で対処します。
BIOS更新(ダウングレード)
- DELLサポートページにアクセスし、バージョン1.16.0のBIOSファイルをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを実行します。
注意: BitLockerを使用している場合、BIOS更新前に回復キーを確認するか、暗号化を一時的に解除してください。
※作業される方は自己責任で作業をお願いします。失敗するとメイン基板が故障します。
動作確認
BIOS更新後、PCを再起動し、ブルースクリーンが発生しないことを確認します。また、各ハードウェアの診断も実施し、全体的な安定性を確認します。
まとめ
DELL Inspiron 5405/5505シリーズにおけるWindows Update後のブルースクリーン問題は、BIOSのダウングレードによって解決できます。この方法は一時的な対処法であり、DELLが新たな安定版BIOSをリリースするまでの間の解決策となります。
定期的にDELLのサポートページをチェックし、安定版BIOSがリリースされたら、最新版にアップデートすることをお勧めします。
パソコンのトラブルは、適切な診断と対処により、多くの場合で迅速に解決できます。本記事の情報が、同様の問題に直面している方の助けになれば幸いです。
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